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風と光の散歩道、有希編2b

写真と俳句のコラボレーションと日々思うことを綴ります

俳句対局観戦 その2

第2対局は中町とおとさんと、大塚剴さん。

この二人は昨年上野での俳句対局の決勝でまみえていて、
勝者は大塚さんでしたが、
審査員による最高得点句はとおとさんだったそうです。
そういう意味では因縁の対局とも言えます。

中町とおとさんは句会で何度かご一緒していると思いますが、
直接話した記憶はなくて。いつき組の人ですよね。
松山俳句ポストでよくお名前と句を見かけます。
「大人のための句集を作ろう!コンテスト」で最優秀賞、
それが「さみしき獣」という句集になっています。
友人が送ってくれて手元にあります。

大塚凱さんは面識ないと思う。
所属の「群青」は購読会員ですから俳句は読んでます。
たしか開成高校で歴代最強と言われた年のメンバー?(記憶違いでなければ)、
そのときの俳句甲子園では松山東に敗れて準優勝、
翌年に開成高校チームで優勝、現在学生で、石田波郷新人賞。

漱石の例句が出されるとタイマーが動きはじめて、
中町とおとさんの先行、迷わず書きはじめる感じで速い速い。
その短冊が出されると今度は大塚さん、こちらも速い。
そのペースで行くかと思ったら、
大塚さんが3句目で4分、つまり残り2分を切ってしまって、
これが明暗を分けることになりました。

観戦していて、俳句にはあまり差がない感じで、
4人の審査員による合計点では大塚さんが0.5点リード、
しかしタイムがマイナス0.5点となり、つまり同点です。
その場合、3句計の時間が短かった(残り時間長い)ほうが勝ちの判定で、
とおとさんの勝利となりました、お見事。

審査員は池田澄子氏、坊城俊樹氏、櫂未知子氏、岸本尚毅氏。
俳句番組や総合誌でもよくお見かけしますね。


話変わりますけど、櫂さんは写真とコトノハ展も観て下さってます。
神保町の銀漢亭のときは、
「(展示の)この人たち、いったいどういう繋がりなの?」と、
かなり不思議がってました。

うちのグループ展は、以前からの展示仲間だけでなく、
所属はバラバラで結社の同人会長や編集長、副編集長、角川俳句賞3人、
俳句四季新人賞、十代で石田波郷新人賞や、俳句甲子園優勝の人もいたし、
俳句教室で教えている人もいます。俳人協会会員もいます。
実力でセレクトしている訳ではありませんが、
たしかに不思議なメンバーかも知れない。

ただ、人を展示の宣伝にはしたくないので、
何々賞の誰さんが参加です、という広報はしていません。
というより見る人が見れば判る…。

   信長の前立腺から夏の月


a yorujo rt c

   のぶながのぜんりつせんからなつのつき


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  1. 2016/07/19(火) 22:33:31|
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