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風と光の散歩道、有希編2b

写真と俳句のコラボレーションと日々思うことを綴ります

「昼の学校夜の学校」(森山大道)

図書館から借りてきた本で、
「昼の学校夜の学校」(森山大道)を読みました。
10年ほど前の講義やワークショップでの質疑をまとめたものです。
内容は興味のある人は読んでみればいいし、
印象的だった言葉を、文中から引用します、

 それと皆さん、本当に沢山写真を撮ってください。
 絶対に、沢山撮ってください。
 ひとまず量のない質はない、ただもうそれだけです、
 ぼくの唯一のメッセージは。
         -森山大道「昼の学校夜の学校」より-

これはつまり、写真を追求するなら、
ともかくまず枚数を撮影しなさいということです。
それなくして質の向上もありえない、というアドバイスです。
この本の後半で、(おそらく教えていた学校の)生徒に、
月にフィルム何本くらい撮るかと聞いて、
「二十本」とか言われるとがっくりするし、
即やめたほうがいいなんて思う、という話もありました。

これはよく判る。俳句にも通じる。
俳句は多作多捨と、寡作専一の、両方があると思います。
ただ、それはある程度俳句の修練を積んだ人の話で、
基本的に多作することと、多作できる力量は、大事と思います。

   風船のヘリウムガスはすこし甘い


a uniku rt c

   ふうせんのヘリウムガスはすこしあまい


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  1. 2016/03/11(金) 21:41:55|
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