俳句には、多作多捨と、寡作で念入りに詠む、
二つのやり方があるみたい。
多作多捨は読んで字のごとく、
たくさん俳句をつくって多くを捨て、よいと思った一部を残す。
反対に、すくなくつくって、
じっくりと推敲する、といった詠み方もあります。
どちらが良いか悪いかの話ではなく、
これは人それぞれだと思います。
自分などは多作多捨で、
持寄10句出しの句会なら、その数倍は詠みます。
(ただし、使えないダメ句も多し、w)
うちの俳句の会だとKさんは、
もう10年以上毎日10句を詠む習慣だそうです。
年間3千数百句ですから、
そのくらいの句作ペースの人はすくなくないと思います。
ちなみに俳句で芸術院選賞の新人賞にもなってます。
このあいだ句集を読んだ俳人は、
Twitterで年間1万句を何年か続けて詠んだそうです。
そんな詠み方をすると雑になりそうなものですが、
その数万から選んだ2千句からなる句集は、
かなり深い句もあり、やっぱり面白いなあ。
普通の句集は200から300句くらいですから、
2千という時点で、すでに規格外なのですが。
反対の寡作タイプは友人にいて、
この人は俳句歴が浅いのに、実力派の多い句会に来て、
特選や並選がぽんぽん入ってましたから、不思議。
いろんな人がいるなあと思います。
手袋は持ち主の手に似たるかな

てぶくろはもちぬしのてににたるかな
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- 2016/01/31(日) 22:53:35|
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