俳句がテーマのマンガが二つ出ていますね、
ひとつは、「ぼくらの17-0N」。
高校生と俳句甲子園で、コミック全4巻(すでに終了)。
好きになった相手が他校の俳句甲子園を目指す女の子で、
主人公も俳句の世界に入り込んでいく、というストーリー。
登場する高校生たちの句とディベートも含めての対決シーンも多いので、
俳句甲子園は知らないけど興味ある人にもオススメです。
作中の句を俳人の佐藤文香さんが担当していて、
先々月のときに、いろいろお話を聞けて面白かった。
なんでもマンガの内容に沿って、
今回は妖怪ものの句で、対決の双方が僅差になるように(だったかな)、
などと、その都度細かい注文があって、句を詠むのが大変だったそうです。
もっとも、そういった要望に応える力量のある俳人だと思います。
それと、その佐藤さんに教えてもらったのが、「あかぼし俳句帖」。
ビッグコミックオリジナルで連載中で、コミック2巻まで出ています。
これは会社で窓際族のおじさんが、
若い女性俳人に岡惚れして、俳句の世界に入っていく、
というストーリーです。
「マンガ俳句入門」みたいなところと、
「俳句や句会の、あるあるネタ」の内容も多いです。
どちらかというと俳句をやってない人が楽しめるマンガの感じ。
俳句もののマンガは他に見当たらないし、
なかなか面白いですから一読をオススメします。
体温のすれ違ふ日の冬林檎

たいをんのすれちがふひのふゆりんご
スポンサーサイト
- 2016/01/06(水) 21:45:17|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0