「里」の3月号、今日あたり届くかな。
ここは結社ではなく、同人です。
個性的な人も多いし勉強になっています。
毎月10句を投句することができて、
そのうち7句が掲載されます。
「里」の誌面ではじまった佐藤文香さんの選による
「ハイクラブ」も前回より人が増えたそうです。
これは里以外の人も投句することが出来ます。
前回「ハイクラブ」での倉田句のひとつが、
自転車は漕ぐべし顔は信長で
これは無季の句です。
自分の場合、基本的には有季定型で詠んでいます。
揚句はまずこの形で浮かんで、
あとから季語が入らないか推敲してみました。
けれど、あれこれやって季語を入れた形にしてみたら、
詰まらなくなってしまって、元の無季のままのほうがよかった。
それで無季として投句したものです。
結社によっては無季句を認めないところもありますが、
自分が参加している句会では時々見かけます。
無季句についての考え方は人それぞれみたい。
季感がないという点では不利ですけど、
それを補う内容の句なら、
無季でもいいのではないかと個人的には思います。
ところで「第三回週刊俳句10句競作」の応募が出揃いましたね。
今回は65作品の応募があったそうで、
作品が順次掲載になるみたい。
編集部で予選のあと、審査員による選考を行なって、
受賞者が決まるそうです。
専門的な俳句は一人が30~100句を応募する形の賞が多く、
小さな句集の審査、とでもいう感じでしょうか。
ある程度の数となると俳句の力量が出てしまうので、
初心者のまぐれ当たりはまずありません。
写真+俳句の公募は複数応募が可能な場合でも、
一作品ごとの審査がほとんどです。
こういった一作勝負はいろいろとキビシイ。
週刊俳句10句競作は自分にとって読む価値大きいので、
今後も応募作をチェックしていくつもりです。
なお今朝詠みのこの句は有季です、
耳朶に遠心力や春疾風
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- 2013/03/03(日) 08:05:42|
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