最近、江戸時代についての本をいろいろ読んでいます。
これまで事実のように思われてきたことが、
そうではなかったり、脚色であったり、
そんな話がすくなくないようです。
水戸黄門が諸国漫遊をして悪人成敗をした、
などと信じている人はいないと思いますが。
たとえば「鎖国」という言葉は、1800年代初めに、
造語で初めて使われた言葉だそうです。
そもそも江戸幕府の政策は本質的に「鎖国」ではなく、
制限のある管理貿易というもののようです。
ペリー来航の話も、突然の話ではなく、その情報を、
オランダ領事館経由で事前に幕府は知っていたとも。
「藩」という言い方も、19世紀になってからのようです。
飲み屋に樽を使った椅子などは無く、
板の間に片膝を立てて座るという習慣だったそうです。
歴史はいろいろと興味深い。
五月の陽交響曲のやうに雲

ごぐわつのひかうきやうきよくのやうにくも
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- 2021/05/07(金) 23:40:54|
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