とても便利で、高性能化も著しいデジタルカメラですが、
フィルムカメラに比べて、どうしても追いつかない欠点もあります。
ひとつはデジタル一眼レフの場合のゴミ問題ですね。
これはレンズ交換の際に、
撮像素子フィルターの表面に小さなゴミが付いてしまうと、
写真に小さな黒い点が写り込んでしまいます。
フィルムの場合も同様な問題はあるのですが、
もしゴミが付着しても、一枚撮って巻き上げると、
次のフィルムの部分にもうゴミはありません。
デジタル一眼の場合はゴミを取り除かない限り、
どの写真にも黒い点が写り込んでしまいます。
それともうひとつ、
これはデジタル一眼、コンパクトデジタルカメラともに、
色の飽和の問題があります。
赤や黄色の花や衣装を撮ったときなどに、べたーっと、
絵の具を塗ったような色になることがよくあります。
これを色の飽和と言います。
デジタルカメラに特有の現象で、だいぶ改善されてきたようですが、
根本的な解決には至っていません。
個人でできる対策としては、撮影の際にカメラにおいて、
露出補正をマイナスにして、彩度の設定を下げておく。
または(できればRAWで)撮影後にソフトで、
彩度とコントラストを調整する。
基本的にはこの二つの方法になるようです。
JPEG画像の飽和気味の赤を、
ソフトですこし修正してみました(写真2枚目)。
微妙にまだ不自然さが残っています。

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- 2012/09/22(土) 20:22:11|
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これ、元画像の色飽和がそんなに酷くはない状態です。被写体と撮影条件によっては、ペンキみたいな色の感じになってしまうことがあります。
- 2012/09/22(土) 20:24:44 |
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- yuhki #OLHiJ7es
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