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風と光の散歩道、有希編2b

写真と俳句のコラボレーションと日々思うことを綴ります

踏み間違え事故の原因

テレビのニュースを観ていると、
アクセルとブレーキを踏み間違えて人を轢いてしまった、
コンビニに突っ込んだ、という事故がすくなくないようです。

高齢者が、中年が、と記事にもありますが、
これいったい、どういうことなのだろう、とずっと考えていました。
自分が普段乗っていた車はクラッチのあるMTですから、
このタイプはまず踏み間違え事故は起こらない。
ほぼすべての踏み間違え事故はATです。

仕事でATを運転していたことはあるし、
そんなに踏み間違えるものなのかな、というのが正直なところでした。
高齢者がとか、後方確認の無理な姿勢で踏み間違えたのではないか、
という記事も何度か見かけました。

けど最近、主因はもっと別にあるのではないかと思い至りました。
それはAT独特のクリープ現象です。
AT(CVT)はDレンジに入っているとき、
アクセルを踏まなくてもじわじわと前に出ます(これがすなわちクリープ)。
ですから軽くブレーキを踏んで、あるいは離して、
車の前進を調整することも多いわけです、特に駐車場などで。

それでここがポイントなのですが、
「ペダルに軽く足を置いている=クリープでの前進を調整している」という状態。
ブレーキペダルの足を緩めれば前に出るし、踏めば止まる。

ところが車が少し動いて足を軽くペダルに置いている、
という状態はブレーキペダルの場合も、アクセルの場合もある訳です。
これは感覚的に混同し易い。そこで勘違いが起こる。
車がじわっと前に出る、足を置いているのはブレーキ、
とぼんやりしていて、慌てて踏み込む(実はアクセル)、
飛び出す、という構図だと思う。

じわじわと前に進むクリープ現象は、
ブレーキに足を置いている場合でもアクセルに足を置いている場合でも同じように起こる。
ぼんやりしていると、自分の踏んでいるペダルを勘違いしてしまう。
おそらく、これが踏み間違えの主因だと思います。

AT独特のクリープ現象がアクセルとブレーキを混同させる可能性がある、
このことは覚えたおいたほうがよさそうです。

   人形とリュートと冬の星座かな


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   にんぎやうとリュートとふゆのせいざかな

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  1. 2016/11/27(日) 20:29:02|
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