子供の頃、牛乳配達というものがありました。
いまの若い人は知らないでしょうけど、
契約していると、新聞のように毎朝届けてもらえます。
紙製のパックではなく、ガラスの牛乳瓶ですよ。
たぶん地域の牛乳屋さんがやっていたものだと思います。
あれは、いつの間にかなくなってしまったけど、
ある時期から増えだしたコンビニが主原因かも知れない。
そいえば、いまの渋谷区にあたる地域は、
明治の後半から大正の頃、
牛の牧場が20余りもあったそうです。
その頃はまだ住む人もすくなく、
牛乳の需要が増え、冷蔵が一般的でない、(当時の)都心部に近くて、
という条件に合致したからだと思います。
近くの商店街にS舎というビルがありますけど、
ここは子供の頃、その名前の牛乳屋さんでした。
亡父がしていた昔話では、
ここは戦前、乳牛を飼っていた牧舎だったそうです。
つまり牧舎(牧場)の名前が牛乳屋の屋号となり、
いまはビルの名前となっているのですね。
なお現在では牛乳は販売しておらず、
1階にはお洒落なハンバーガーレストランがあります。
たまにテレビで見かけますけど、
ナイフとフォークでハンバーガーを食べるらしい。
外人のお客さんも多い。
もう30年くらいやっているお店ですけど、
まだ一度も入ったことありません・・・。
朝寒やそのビル昔は牛乳屋

あささむやそのビルむかしはぎうにゆうや
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- 2016/10/08(土) 22:10:11|
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