昨日は午後から神楽坂へ、
三輪初子さんが代表の「わわわ句会」の展示です。
会場はセッションハウスギャラリー、
表通りから一本入った道の瀟洒な建物です。
展示は三輪さんの俳句の書をはじめ、
俳句と絵や染め物、短冊、様々に表現されていて興味深かった。
広いギャラリーはいいですね、
次回もまた楽しみにしています。
神楽坂下る途中の日傘かな

かぐらざかくだるとちゆうのひがさかな
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- 2016/07/31(日) 08:41:19|
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通販でよく使うのはアマゾン、楽天、ヨドバシカメラ。
このうち最近、アマゾンプライムというものに入ってみました。
年間3,900円で、通販の配達が時間指定できるくらい?、
と思っていたら、それだけではなかった。
プライム会員だとアマゾンビデオのうち、約2千作品が無料で観られるのですね。
早速「ターミネーター:新起動/ジェニシス」、「ワイルド・スピード」シリーズ、
邦画は「超高速!参勤交代」を観てみました、面白かった。
月々300円ちょっとですから、これなら十分元が取れると思います。
また、プライム会員だとアマゾンのタブレットや電子書籍を読む端末のうち、
いくつかの機種が割引で買えます。
今後、年会費や会員特典の内容がどうなっていくのか、
このまましばらく様子を見てみようと思います。
思惟仏の口から揚羽蝶生まれ

しいぶつのくちからあげはてふうまれ
- 2016/07/28(木) 21:34:33|
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寝てばかりいるから「寝子」、
それが「ねこ(猫)」の語源という説があります。
もっとも諸説あるようです。
元々日本に猫はおらず、
中国から仏典を運ぶ船でやってきたという話もあります。
船にはネズミがつきもの、仏典を齧られないように、
猫も一緒に船に乗せてきたのだとか。
つまり仏教伝来と猫伝来は一緒なのですね。
これって日本史の教科書には書いてない?
三尺寝レム睡眠の夢のいろ

さんじやくねレムすいみんのゆめのいろ
- 2016/07/27(水) 20:22:09|
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俳句ではしばし、作りごとの句は嫌われます。
けれど空想はそもそも虚構ですし、
そういった句もやはり有りだと思います。
いまだに人気の高い摂津幸彦なども虚構の句が多いですし、
つまり、読者の心に響くものが佳句なのだと思います。
そいえば欠席でしたけど、いつも行っている句会で、持込の句に、
「現実・本当が多めの句、虚構・嘘が多めの句」というテーマの回がありました。
ひらがなの浮かびし池を蛇泳ぐ

ひらがなのうかびしいけをへびおよぐ
- 2016/07/26(火) 19:49:55|
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先日、とある大学の公開講座を受講してきました。
蕪村の俳句と俳画について、という内容だったので。
有名な花見又平は知ってましたけど、
それとは別の、初めて見る蕪村の俳画と句の話を、
興味深く拝聴してきました。
それで講座の終了のときに、江戸時代の俳句と俳画についての、
研究書、評論や随筆があったら教えて下さいと聞いてみました。
前から読んでみたくて、書籍を「俳画」、「俳句 俳画」と検索しても、
描き方の入門書ばかりで、まるで見つからない。
以前ブログに書いた「江戸俳画紀行」くらいしか無い。
教授によると、こちらが読みたい内容の、
俳句と俳画について書かれた本は「たぶん、ありません」だそうです。
文学の研究者は蕪村の俳句のことばかりやるし、
俳画は美術の専門家で、別々になってしまっていて、
両方について書いた本がほぼ無いみたい。
あと「柿衞文庫」(かきもりぶんこ)の出す冊子に、
俳句と俳画のことが載っているかも知れないというお話でした。
兵庫県にある、俳画にも重点をおいた博物館ですね。
そのうち行ってみようと思います。
写真は切手ではなくチョコレートです。
丸の内のKITTEでカフェに入ったら飲み物に付いてきて、
食べずに持って帰りました。
甘いもの好きな男に火蛾落ちる

あまいものすきなをとこにひがおちる
- 2016/07/24(日) 21:34:23|
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よく持ち歩いているデジカメがおかしくなりました。
コンパクトサイズの光学20倍機なのですが、
これシャッター速度優先モードがあって使いやすい。
日中の屋外でも、強いズームで撮るときは、
高めのシャッター速度にしています。
ところがシャッター速度を変更する、背面のリングダイヤルがおかしい。
くるくる回しても、2000と1600しか表示されない。
これは困るなあ・・・。
だいぶ使い込んでるしそろそろ買い替えかなあ♪
以前センサーにゴミが入って、自分で分解して直した経緯もあります。
何度もくるくる回して、どうも、ダメ。
一応と思って、前やったように半分解して、
内部からダイヤルのところにシリコンスプレーからすこし垂らし、
奥へいくようエアダスターで吹いてやります。
ん、それであっさり直ってしまいました。
新しいカメラはしばらくおあずけです。
氷菓食ぶ画帳に描く鯨のゑ

ひようくわたぶぐわちやうにゑがくくぢらのゑ
- 2016/07/23(土) 06:19:15|
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予定時刻の午後3時半頃、俳都松山キャラバンもお開きとなりました。
ここは9階、そういえば夏井組長の講演の最中に地震がありましたね。
壇上で全く慌てず、大したものだと思いました。
帰りは地震のせいでもないでしょうけど、
エレベーター3基のうち2基しか動いておらず、
観客450人ですから混雑もすごいことになってます。
急ぎでもないし、友人たちと話していると、
別の知り合いにも会ったりして、のんびりしたものです。
そうこうしていると句会でよくご一緒するMさんに会いました。
へえ、招待券をもらってたんですね、などと話しながら、
いつものように句帳を持ってる…。
え、観戦しながら自分でも句を詠んでた!?
ルールも守りながら先行句から言葉を拾って、同じ時間で全部?
それって…。
対局の人は1戦でひとり3句、つまり2戦でも合わせて6句。
なのにMさんは対局両者の分まで、各句1分少々の時間で、
ええと、18句詠んだということ、えええ!
Mさんは、敵わないと常々思っている俳人のひとりです。
不思議な人で、いくつもの句会に出没しているのに、
結社や同人には所属せず、自分の句を全く発表しない…。
ネットにも出しません。
ただ、一年間に唯一発表するのが、
週刊俳句の新年詠の一句、という話はMさんから聞きました。
観戦しながら対局に合わせて18句詠んだ人って、
400人以上のなかで、さすがにMさんだけでしょ。
俳句の腕は滅法立つし、やっぱり不思議な人だなあと思います。
写真は別の日、頂き物の小玉西瓜です。
惑星を叩くつもりの西瓜割

わくせいをたたくつもりのすいくわわり
- 2016/07/21(木) 20:10:51|
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俳句対局、3戦目は決勝で、北大路翼さんVS中町とおとさん。
このあたりになると観戦にもすこし慣れてきました。
今回初めてだったので。
漱石の例句が出ると、北大路さん先攻ですぐにタイマーが動きはじめます。
短冊を出すと、今度は中町とおとさんの番で、
両者スムーズに進めていきます。
観戦は1階と2階席があって、ほぼ埋まっているようです。
それぞれ3句、両者ともタイムでの減点はなしで終了。
そして審査員の点数が表示されて、
合計点で北大路さんの勝ちとなりました。
すでに終了している愛知県での対局優勝者と、
このあと松山で戦うのかな、ちょっと判らなくて。
「俳都松山キャラバン2016」で検索してみても、
全体の流れがよくわからなくて。単に自分が知らないだけ?
元々は短歌に歌合(うたあわせ)という対局遊戯があり、
それの俳句版という感じでしょうか。
朗読では「詩のボクシング」がありますし、
総合誌の「俳句界」でも投稿句による「俳句ボクシング」をやっています。
今年19回目の「俳句甲子園」と、
「まる裏俳句甲子園」も俳句の対戦です。
俳句対局は初めて観戦して、ルールや流れも知らなかったので、
え?え!と当惑しているうちに終わってしまった印象もあります。
観覧450人の定員が早くに満員締め切りとなりましたから、
たぶん人気も高かったのだと思います。
プレバト効果も大きいのかなと感じたのですが、観客は、
見た感じでは中高年が多く、平均年齢は60歳かそれよりすこし上かも。
観客は結社に所属したり句会に出て俳句活動をしている人が多いのか、
それとも未経験者や初級者が多かったのか、
そのあたりも、どうもよくわからなかったです。
もしかして「俳句王国がゆく」と同じような観客層でしょうか。
今回の俳句対局についてはネットで調べても情報がすくなくて、
どういった経緯の出場者なのかもイマイチ分からなかったし、
俳句を競う公式大会というより、エキシビションマッチのような印象でした。
俳句は勝ち負けではない、と考える人も多いと思います。
けど刺激的で、面白かった。
今後どうなっていくのでしょう、機会があればまた観戦してみたいです。
夏闌けるとは揚げパンの一口目

なつたけるとはあげパンのひとくちめ
- 2016/07/20(水) 20:55:14|
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第2対局は中町とおとさんと、大塚剴さん。
この二人は昨年上野での俳句対局の決勝でまみえていて、
勝者は大塚さんでしたが、
審査員による最高得点句はとおとさんだったそうです。
そういう意味では因縁の対局とも言えます。
中町とおとさんは句会で何度かご一緒していると思いますが、
直接話した記憶はなくて。いつき組の人ですよね。
松山俳句ポストでよくお名前と句を見かけます。
「大人のための句集を作ろう!コンテスト」で最優秀賞、
それが「さみしき獣」という句集になっています。
友人が送ってくれて手元にあります。
大塚凱さんは面識ないと思う。
所属の「群青」は購読会員ですから俳句は読んでます。
たしか開成高校で歴代最強と言われた年のメンバー?(記憶違いでなければ)、
そのときの俳句甲子園では松山東に敗れて準優勝、
翌年に開成高校チームで優勝、現在学生で、石田波郷新人賞。
漱石の例句が出されるとタイマーが動きはじめて、
中町とおとさんの先行、迷わず書きはじめる感じで速い速い。
その短冊が出されると今度は大塚さん、こちらも速い。
そのペースで行くかと思ったら、
大塚さんが3句目で4分、つまり残り2分を切ってしまって、
これが明暗を分けることになりました。
観戦していて、俳句にはあまり差がない感じで、
4人の審査員による合計点では大塚さんが0.5点リード、
しかしタイムがマイナス0.5点となり、つまり同点です。
その場合、3句計の時間が短かった(残り時間長い)ほうが勝ちの判定で、
とおとさんの勝利となりました、お見事。
審査員は池田澄子氏、坊城俊樹氏、櫂未知子氏、岸本尚毅氏。
俳句番組や総合誌でもよくお見かけしますね。
話変わりますけど、櫂さんは写真とコトノハ展も観て下さってます。
神保町の銀漢亭のときは、
「(展示の)この人たち、いったいどういう繋がりなの?」と、
かなり不思議がってました。
うちのグループ展は、以前からの展示仲間だけでなく、
所属はバラバラで結社の同人会長や編集長、副編集長、角川俳句賞3人、
俳句四季新人賞、十代で石田波郷新人賞や、俳句甲子園優勝の人もいたし、
俳句教室で教えている人もいます。俳人協会会員もいます。
実力でセレクトしている訳ではありませんが、
たしかに不思議なメンバーかも知れない。
ただ、人を展示の宣伝にはしたくないので、
何々賞の誰さんが参加です、という広報はしていません。
というより見る人が見れば判る…。
信長の前立腺から夏の月

のぶながのぜんりつせんからなつのつき
- 2016/07/19(火) 22:33:31|
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昨日は友人たちと新宿御苑近くでお昼を食べてから、
歩いてすぐの四谷区民ホールへ。
9階・・・、エレベーターで上がって整理券で入ります。
450人というとかなり大きなホールで、
若い人は少なめ、中高年が多い感じでした。
客席ではすぐに句会の知人も見つかり、
帰りも別の知り合いたちに会いましたから、
わりといろんな人が来てたみたい。
最初は夏井いつきさんによる講演。
堅苦しい話ではなく、トークショーに近い感じ。
俳句対局の説明が興味深かった。
これはいくつかルールがあって、
相手の句から季語ではない言葉を取り入れて自句を詠む、
その際「フランス>仏蘭西」のような書き換えは不可で減点。
3句を詠む持ち時間の合計は6分!!!、
しかも4分を過ぎると0.5点、5分を過ぎるとさらに0.5点のマイナスポイントがつきます。
もし6分の制限時間を過ぎてしまうと、その時点で負けが決定。
他にも減点項目がいくつかあります。
そして句の良否について、
4人の審査員が各句について10点の持ち点で採点します。
第一試合は北大路翼さんVS阪西敦子さん。
たしか北大路さんはツイッターでの年間1万句×3年間の句から、
構成したのが句集「天使の涎」だったと思います(今年の「田中裕明賞」)。
「俳句一家 新宿屍派」の代表。
阪西さんは手元の「俳コレ」によると、
「ホトトギス」生徒児童の部から俳句をやっていて(このとき6歳か7歳?)、
句歴は30年以上・・・。伝統俳句協会新人賞。
そして俳句甲子園本戦での審査員もされています。
どちらも句会や集まりで何度かご一緒してますけど、
それ以上にはよく知りません。
向かい合う形の机があって、対戦者は履物を脱いで座布団に座ります。
さて元句(漱石?)が出された瞬間、デジタルタイマーが動きはじめ、
先行は北大路さん。短冊に書いて出すと計測が止まります。
そして今度は阪西さんのタイマーが動きはじめ、
また短冊を書いて出すと止められます。
それが3回、しかも4分を過ぎるとマイナスポイントがつきますから、
相手の句から言葉を拾って一句詠む>短冊を書く、が1分少々の感じ。
これ、相当に厳しいですね。
短冊の句は後方の人が入力して、すぐ大きなモニターにも映しだされます。
結局、阪西さんは3句目が4分を過ぎてしまって、
マイナス0.5点ですが、次のマイナスポイントまで1分の余裕もできます。
それぞれの3句が出そろうと、4人の審査員が採点し、
それもモニターに映し出されます。
観ていて、点が出る前に、勝敗はわりと判る感じでした。
隣の友人と話しながら観戦して、この対局も、
そのあとの対局と決勝も、勝敗は予測の通りでした。
審査員の先生方の採点も多少バラけることはあっても、
納得のいく範囲でしたし、講評もいろいろ勉強になった。
ともかく、400人以上の観客の前で、強いプレッシャーのなか、
6分の制限時間で3句詠む、あれは相当に大変だと思う。
超即吟と、もちろん句作の力量も、
俳句でこんなふうに恐れいったのは久しぶりかも。
そのうち掲載されると思いますので、
対局の句をここで紹介するのは控えます。
第一対局の勝者は北大路さんでした。
なお上記と本日の写真+句は特に関連ありません。
ひまはりや素振りで曲がる模造刀

ひまはりやすぶりでまがるもざうたう
- 2016/07/18(月) 22:41:26|
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明日は新宿区の区民ホールで、
「夏目漱石没後100年記念 俳都松山キャラバン2016in新宿」です。
夏井いつきさんの講演と、そのあと4人の若手俳人による俳句対局。
4人のうち3人は面識あって、大塚剴さんは会ったことないけど、
所属の「群青」は購読会員なので俳句読んでます。
ところでこれ観覧無料ではあるものの、整理券が必要です。
6月9日に松山市の担当課へ電話したら、その時点で、
定員450のうちすでに400人以上とのこと。
その日のうちに仲間の分と申し込みして、
数日後には満員締め切りとなってました、大人気ですね。
短夜の言ひたいことは獏に言ふ

みじかよのいひたいことはばくにいふ
- 2016/07/16(土) 21:49:14|
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神田の秋田湯沢 七夕絵どうろうまつりに行ってきました。
なぜ秋田の絵どうろうまつりがここで行われるかは、
歴史的に由来があるそうですが、長くなるので割愛します。
興味ある人は調べてみて下さい。
神田の商店街での絵どうろうまつりは2年に一度、
前回もたしか最終日だったと思う。
次回はまた2年後ですね。
8月には秋田で本家の絵どうろうまつりがあります。
そのうち行ってみたいです。
雨のあと歩く夏夜のにぎやかさ



あめのあとあるくなつよのにぎやかさ
- 2016/07/15(金) 22:47:25|
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お盆は8月のところが多いと思います、
東京のお盆は7月、今日は盆提灯を飾って、迎え火を焚きました。
写真はしばらく前、上野動物公園にて。
鉄棒の灼け少年の声変はり


てつばうのやけせうねんのこゑがはり
- 2016/07/13(水) 20:15:03|
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これは何年か前、日本海にて。
夕焼や村に詩人のデスマスク

ゆふやけやむらにしじんのデスマスク
- 2016/07/11(月) 23:07:37|
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しばらくお休みしてました、またはじめようと思います。
写真は表参道にて。
夏の夜や脛の高さの猫の顔

なつのよやすねのたかさのねこのかほ
- 2016/07/09(土) 20:43:21|
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