俳句には、多作多捨と、寡作で念入りに詠む、
二つのやり方があるみたい。
多作多捨は読んで字のごとく、
たくさん俳句をつくって多くを捨て、よいと思った一部を残す。
反対に、すくなくつくって、
じっくりと推敲する、といった詠み方もあります。
どちらが良いか悪いかの話ではなく、
これは人それぞれだと思います。
自分などは多作多捨で、
持寄10句出しの句会なら、その数倍は詠みます。
(ただし、使えないダメ句も多し、w)
うちの俳句の会だとKさんは、
もう10年以上毎日10句を詠む習慣だそうです。
年間3千数百句ですから、
そのくらいの句作ペースの人はすくなくないと思います。
ちなみに俳句で芸術院選賞の新人賞にもなってます。
このあいだ句集を読んだ俳人は、
Twitterで年間1万句を何年か続けて詠んだそうです。
そんな詠み方をすると雑になりそうなものですが、
その数万から選んだ2千句からなる句集は、
かなり深い句もあり、やっぱり面白いなあ。
普通の句集は200から300句くらいですから、
2千という時点で、すでに規格外なのですが。
反対の寡作タイプは友人にいて、
この人は俳句歴が浅いのに、実力派の多い句会に来て、
特選や並選がぽんぽん入ってましたから、不思議。
いろんな人がいるなあと思います。
手袋は持ち主の手に似たるかな

てぶくろはもちぬしのてににたるかな
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- 2016/01/31(日) 22:53:35|
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俳画について読んでみたいのですが、
なかなか本が見つからなくて。
たとえばアマゾンで「俳画」と検索すると、「たのしい俳画入門」や、
「これで描ける俳画教室」といった本ばかりがヒットします。
そうじゃなくって、俳画の歴史や考察、
俳画の評論を読んでみたい・・・。
江戸時代は俳人による俳画が盛んで、
明治でも子規は俳画も描いてます。
その子規の門下で虚子と双璧とも言われた、芦田秋窓は俳画をよく描いたそうですし、
下村為山も絵では子規の師匠格で、俳画の作品と研究で知られています。
けれどその後の俳画についてはどうなんでしょう。
昨今では、俳句は俳句として表現されて、
俳画というもの自体が廃れてしまっているようにも思います。
たまにグループ展などで俳句と俳画は見かけますが、
あまり本格的なものでもないみたいで、すこし寂しい気がします。
自分が知らないだけなのかな。
俳画について詳しい人いたら、ぜひ教えて下さい。
寒林を抜けて遊具のひとつあり

かんりんをぬけていうぐのひとつあり
- 2016/01/29(金) 22:47:24|
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最近、自分の撮る写真がつくづくマンネリだと感じてしまって。
カメラはなるべく持ち歩くようにしてますし、
フィルム代はかかりませんから、
シャッターを切る回数はそれなりに多いです。
同じような景色と瞬間を目の当たりにして、
同じようにシャッターを切る、
そんなことばかり繰り返している気がします。
自分が見たことのない風景を見てみたい、
せめてそういった意欲と衝動は持ち続けていたいと思います。
春近し空へと跳ねる軽業師

はるちかしそらへとはねるかるわざし
- 2016/01/28(木) 22:10:05|
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そういえば句会は様々なやり方があって、
句を書いた短冊を提出して、
全員のそれをシャッフルしてから、
各自で分担して用紙に清記する、というのがひとつ。
出した短冊を数名がとりまとめるかたちで清記して、
それをコピーして配る。
あらかじめ小さな短冊に句をプリントしておいて、
(作者が文字バレしないようにするため)
清記用紙にぺたぺたと貼っていく。
これが基本パターンでしょうか。
前の2つは清記に時間がかかりますから、
各自の出句の数が多いと大変です。
5句以下の場合がやりやすいみたい。
3番目のは各自の句の数が多い句会に向いてますけど、
やっているところはあまり多くないかも。
句会には、季寄せ(または歳時記)、糊、ハサミ、
筆記具には普通の三色ボールペンと、
擦ると消えるボールペンも持っていきます。
あと以前は電子辞書でしたがいまはこれ使ってません。
simでネットのタブレットが便利なので。
(スマートフォンは持っていません)
自分の場合、句帳は使わず、A4の白紙。
吟行では携帯電話のメモに句を記録しています。
他、飲み物、おやつ等。
人それぞれでよろしいと思います。
蜜柑しぼればペンギンが舐めに来る

みかんしぼればペンギンがなめにくる
- 2016/01/25(月) 21:24:06|
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昨日は渋谷で句会でした。
40年ぶりの大寒波という予報でしたが、
それでも17人集まって、皆さんお元気。
例によって持ち込みの出句が10句と、
当日の席題が5つ(各1または2句)。
ひとり15~20句、全体で300句弱でしょうか。
力量もあり個性的な人が多いので、
選句もとても読み応えがありました。
ここには紹介できませんけど、
句会でそのまま記憶に残った句がいくつもあったし、
句についての講評がまた面白い。
飲み会(懇親会)でも話は盛り上がって、
とても充実の土曜日でした。
草臥れましたけど、また来月も楽しみです。
それとちょっと宣伝、週刊俳句で、
「落選展2015をよむ 大塚凱×堀下翔」がはじまってます。
実力派の若手二人による対談形式で、
昨年の角川俳句賞の落選作が語られます。
何回かのシリーズで、これも読み応えありますから、
興味のある人はぜひ覗いてみて下さい。
クリック>
週刊俳句 冬晴は硝子の鶴の光かな

ふゆばれはがらすのつるのひかりかな
- 2016/01/24(日) 11:30:14|
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「俳句トゥ ザ フューチャー」(全1巻)、
俳句のマンガ情報の追加です。
元禄7年、臨終を迎えようとしていた松尾芭蕉が、
現代にタイムスリップしてきてしまう、という荒唐無稽な話です。
芭蕉はまず、フィアンセに捨てられて自殺しようとしていた中学教師を助けます。
そして、その女性の部屋に居候して、紆余曲折の末に、
彼女の中学のカウンセラー(相談役)となり、
現代の悩める十代を俳句の力で癒やしてしまう、
という「えええ!」な展開です。
「あかぼし俳句帖」が俳句のあるあるネタなら、
こちらは「ありえない!」話の連続です。
コメディと思えば楽しめるマンガとでも言いましょうか。
もしどこかで見かけたら読んでみましょう。
人来れば冬木の影のまた動く

ひとくればふゆきのかげのまたうごく
- 2016/01/20(水) 21:26:17|
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もう河津桜が開花していました。
一昨日の日曜、渋谷の西郷山公園にて。
ここは移植された河津桜があるのは知っていましたが、
久しぶりに来てみれば、一輪だけですがもう咲いていました。
他の芽も膨らんできていますから、
今年はすこし早いのかも知れません。
冬蝶の集まつてくるオノマトペ

ふゆてふのあつまつてくるオノマトペ
- 2016/01/19(火) 21:35:06|
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先日寒稽古のときの軽井沢アイスパークです。
月曜の午前中にここで吟行をしました。
国際大会も開けるカーリングホールと、
外には氷のリンクもあります。
そういえば、その前日にここの前をバスで通ったら、
駐車場がかなり混雑していました。
あとで聞いたら、カーリング選手同士の結婚式があったそうです。
カーリング競技場で新郎がストーンを投げ、
ウェディングドレスの新婦がスキップをつとめて指示を出す、
という演出もあったようです。
観たかったですね、残念。ここを訪れたのはその翌日でした。
「カーリング 結婚式 軽井沢」と検索すると、
そのときの様子が記事にUPされています。
おしあわせにと思います。
寒卵ころがすやうにカーリング

かんたまごころがすやうにカーリング
- 2016/01/18(月) 22:01:43|
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ささやかながら、いろんな句会に出て、いろんな知り合いがいます。
句会での点数にこだわりが強い人もたまにいますけど、
自分ではあんまりピンと来なくて。
わりと点が入っても、何点だったか覚えてないことも多いし、
選が入ったときは、喜ぶというより、ほっとする感じ。
けど句会に出はじめた最初の頃は散々でした。
友人に紹介してもらって生まれて初めて参加した句会が、
いわゆる超結社で、所属はばらばら。
しかも受賞歴のある俳人や、結社の編集長や、同人会長、
若手でも俳句甲子園優勝、準優勝とか、そんな人が多くて。
ここの句会で1年くらいは、毎月ぼろぼろの成績でしたから。
よくやめなかったと思います(w
ただ、ここで苦労(苦学?)したせいか、
いまは、他所の句会へ行っても、
主宰選も含め、そこそこの成績のことが多いです。
成績が振るわないときももちろんあります。
むしろ自分の句に点が入ったかどうかより、
他の人の面白い句や興味深い選評に出会えるかどうかが、
句会に出るモチベーションになってます。
初学の頃の自分の句を振り返ると、ひどいのが多い(w
当時は自分ではいい句と思ったのでしょうけど、
いまの目で見ると、どうにも面白くない。
すこしずつ自分が前進できたのは、
良い句が良いと判るかどうかと、
ダメな句がダメと判るかどうか、
この二つがポイントだった気がします。
詰まらない句を、詰まらない句と認識できるかどうか、
平凡な発想が、平凡だと自分でもすこしは判るようになって、
一歩を踏み出せたように思います。
これは本を読んだり、投句することよりも、
句会という生のライブで場数を踏んで、
頭より身体で学んできたような感じかも。
俳句を修練していく上で、さらに、この先に大きな山があるみたい。
写真は先日の軽井沢。
このコースの外周では、スピードスケートの練習もしてました。
ぴっちりのレーシングスーツを着て、格好よかったです。
ちなみにアップの写真はありません。
スケート場鳥の速さの選手たち

スケートぢやうとりのはやさのせんしゆたち
- 2016/01/16(土) 22:00:41|
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軽井沢の事故、大変ですね。
月曜に路線バスであのバイパスを通ったばかりで、
今年の軽井沢は1月でまだ雪がほとんど見当たらず、
路面も危険はなさそうでしたが。
写真は軽井沢の、矢ケ崎公園の池です。
何年か前は全面凍結して人が上を歩けそうなほどでしたが、
今年はこの時期で、一部に薄い氷が張っているくらい。
鴨たちは泳いだり、氷の上を歩いたり。
公園に来る人の数鴨の数

こうゑんにくるひとのかずかものかず
- 2016/01/15(金) 23:22:44|
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写真を見ながら句を詠むことも多いのですが、
いい句が出来きたときは、ブログにはとりあえず出せません。
他の句会や投句へ使いたいので。
ブログは自分にとって、スパーリングや習作みたいな意味合いも強いかも。
今日は別の写真にちょっと面白い句が出来たのですけど、
それは今月後半の句会にと思います。
なので、寒稽古のときの一句に、写真を合わせてみました。
鮟鱇を語る人ゐて海遠し

あんかうをかたるひとゐてうみとほし
- 2016/01/14(木) 20:20:04|
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昨日は気温が低かったですけど、
今日はわりとしのぎやすかったです。
日ざしがなんとなく春めいてきてますね。
寒雀一羽の鳴くと三羽鳴く

かんすずめいちはのなくとさんはなく
(補足)最初にUPの句がイマイチなので、別の句に差し替えました。
- 2016/01/13(水) 21:39:55|
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この連休は日曜から一泊で俳句の寒稽古だったので、
前日に出て、初めての上田の街を歩いてきました。
上田駅を出て、いつものように観光案内でパンフレットと情報収集、
隣接のホテルに荷物を預けます。
駅前から歩いてみると、近くの小諸ともすこし違って、
街にはそれぞれの雰囲気がありますね。気持ちのいい土曜です。
かつての藩主館跡に建つ上田高校の前を通って、
上田城址公園へと向かいます。
大河ドラマのこともあり、賑やかです。
大手門の前では幸村らしい赤い甲冑の人や、
女忍者?と思って、あとで検索してみたら猿飛佐助。
「上田おもてなし武将隊」だそうです。
この真田十勇士は女性が演じています。
大手門の先は、正面に真田神社があります。
お参りしてから、すこし歩いてみると、
抜け穴の伝説もある真田井戸も残っていて、
初めて来た上田は面白いなあ。
お昼を食べてさらに歩くと、旧松本街道とも書いてある歴史の散歩道、
もうすこし行って、雰囲気のある道に出たと思ったら、
そこが北国街道でした。白い蔵造の建物も残っていて、
車はすくないのでのんびりと歩きます。
上田神社も回って、池波正太郎真田太平記館、
すこし戻って、古い町並の柳町を歩きます。
4時過ぎにホテルへチェックインして、すこし横になってから、
夜は食事と、近くのアリオというショッピングモールへ行ってみました。
ホテルに帰って歩数計を見ると、今日は2万歩近く。
そういえばかなり歩いた気がします。
春隣真田の旗の多き街



はるどなりさなだのはたのおほきまち
- 2016/01/12(火) 20:14:25|
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野良の猫でも、わりと人懐こいタイプと、
警戒心むき出しのタイプがいます。
この猫はあまり人に警戒しておらず、
たぶん人に虐められたことがないのでしょうか。
猫島とも呼ばれる猫だらけの島が宮城県と愛媛県にあって、
いつか行ってみたいと思ってます。
じやんけんのこゑの聞こえる冬日向

じやんけんのこゑのきこえるふゆひなた
- 2016/01/09(土) 20:15:03|
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熊のなかで最大種はホッキョクグマだそうです。
シロクマとも言われ、愛らしい雰囲気もありますけど、
泳ぎも得意で、また時速50km以上で走れるとも。
動物園で見ているぶんには楽しいものの、
自然界ではまず遭遇したくない相手です。
写真は上野動物公園にて、
寒泳や男の背肉盛り上がる

かんえいやをとこのせにくもりあがる
- 2016/01/08(金) 20:54:09|
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蝋梅が咲いているのをよく見かけるようになりました。
そういえば写真には毎年撮りますけど、
蝋梅の句はほとんど詠んだことがないかも知れない。
蝋梅や似顔絵描きのゐる日向

らふばいやにがほゑかきのゐるひなた
- 2016/01/07(木) 21:22:04|
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俳句がテーマのマンガが二つ出ていますね、
ひとつは、「ぼくらの17-0N」。
高校生と俳句甲子園で、コミック全4巻(すでに終了)。
好きになった相手が他校の俳句甲子園を目指す女の子で、
主人公も俳句の世界に入り込んでいく、というストーリー。
登場する高校生たちの句とディベートも含めての対決シーンも多いので、
俳句甲子園は知らないけど興味ある人にもオススメです。
作中の句を俳人の佐藤文香さんが担当していて、
先々月のときに、いろいろお話を聞けて面白かった。
なんでもマンガの内容に沿って、
今回は妖怪ものの句で、対決の双方が僅差になるように(だったかな)、
などと、その都度細かい注文があって、句を詠むのが大変だったそうです。
もっとも、そういった要望に応える力量のある俳人だと思います。
それと、その佐藤さんに教えてもらったのが、「あかぼし俳句帖」。
ビッグコミックオリジナルで連載中で、コミック2巻まで出ています。
これは会社で窓際族のおじさんが、
若い女性俳人に岡惚れして、俳句の世界に入っていく、
というストーリーです。
「マンガ俳句入門」みたいなところと、
「俳句や句会の、あるあるネタ」の内容も多いです。
どちらかというと俳句をやってない人が楽しめるマンガの感じ。
俳句もののマンガは他に見当たらないし、
なかなか面白いですから一読をオススメします。
体温のすれ違ふ日の冬林檎

たいをんのすれちがふひのふゆりんご
- 2016/01/06(水) 21:45:17|
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今日は火曜、
身辺もいろいろ片付いてきて、時間が早いなあ。
そういえば今週末は軽井沢で里の寒稽古・・・。
軽井沢の一泊二日で、現地詠25句出しの句会を4回、
ひとり100句を詠みます。
石仏に来る冬蝶の生身かな

せきぶつにくるふゆてふのなまみかな
- 2016/01/05(火) 21:18:11|
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年が明けてもう4日、早いなあと思います。
週刊俳句の新年詠に投句したので、
昨日の更新で載せて頂いてます。
数えてみたら、197人の197句です。
結社の主宰や、俳句番組でもお見かけする有名俳人、
句集を出している人も多く、
かと思えば、俳句甲子園出身の若い人や、
俳句はネット活動のみ?の人もいるみたい。
句会でご一緒したことのある人や、面識のある人も多いです。
写真とコトノハ展へ出展歴のある人も8人。
これ、俳人の格で順番に載せている訳ではなく、
おそらく時間的なメール投句の順番ですね。
多彩な人たちの新年会みたいなところが、
週刊俳句らしくていいなあ。
お気軽に覗いてみて下さい、
「後記+プロフィール>>読む、をクリックすると、
新年詠の人たちの簡単な自己紹介を見ることが出来ます。
投句の受付は元旦0時から2日の夜8時まででした。
上田さん、正月から編集お疲れ様でした。
クリック>>
週刊俳句第454号なお、新年詠に送ったのは以下と別の句です、
初空のあをに浮かべる紙の舟

はつぞらのあをにうかべるかみのふね
(追記)Twitter情報によりますと、新年詠に掲載漏れがあって追加になったそうです。
こちらのブログもそれに合わせて文中の人数を手直ししました。
- 2016/01/04(月) 19:16:47|
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御神矢、近くの氷川神社でお授かりしてきました。
そういえば以前はよく、破魔矢と言っていたように思います。
それですこし調べてみたら、
破魔矢という言葉は昔からあったものの、
商標登録されていたことがあり(現在は更新されておらず商標ではない)、
そういったこともあって呼び名に事情もあるようです。
そいうえば写真と俳句も、
「写真俳句」、「フォト俳句」、「俳写」はそれぞれ登録商標になっていて、
国語辞書に載っている普通名詞ではありません。
写真と俳句を合わせたものを、一般的に何と呼んだらよいのか、
自分には正直なところよくわかりません。
普段の会話やブログに書くときは、あまり神経質にならずに、
そういった言葉を使ったりもしますが、
公に自分の展示をするときは「写真と俳句」と表記するようにしています。
新聞社の「フォト×俳句」(ふぉとかけるはいく)も、
「フォト俳句」が商標なのでその呼称にした、
という話を当の新聞社の人から聞いてますし、
商標の話はややこしいなあ。
初詣人の踏みたる人の影

はつまうでひとのふみたるひとのかげ
- 2016/01/02(土) 23:19:51|
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沢山いますねキングペンギン。
オウサマペンギンとも言われ、
コウテイペンギンに次ぐ大型ペンギンです。
写真は長崎ペンギン水族館にて。
ここは世界で18種のペンギンのうち、9種を見ることができます。
手前の小さい、頭の毛が目立つのはイワトビペンギン、
その右向う、目の上が白いのはジェンツーペンギンかな。
昨年秋、写真と俳句の展示が終わってから、
初めての九洲を旅行してきました。
出島やグラバー園、丸山といろんなところを回りました。
長崎駅前からバスに30分ほど乗ると、
当地のペンギン水族館に着きます。
寒き日の国境空のあるばかり

さむきひのこつきようそらのあるばかり
- 2016/01/02(土) 09:40:19|
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なんとなく日比谷線に乗りました。
どこで降りようかとぼんやりしていて、
ふと気がついたら、東銀座駅でした。
銀座4丁目交差点から有楽町、丸の内から東京駅へと歩きました。
そういえば子供の頃、祖母の実家が東京駅八重洲口の、
いまのヤンマーの近くにあったのを覚えています。
日本橋へと歩いて、さすがに今日は静かです。
昼間にこれほど人通りが少ないのは元旦くらいでしょうか。
食べ物のチェーンも休んでいる店が多い・・・。
秋葉原まで来ると、人が多く、
いつもの週末とあまり変わらないようでした。
このあたりではお店もわりとやっています。
カレーライスを食べて、それからセルフのカフェでコーヒーを飲みました。
雲ひとつない静かな青空、平和な気持ちになります。
福耳をいくつ数へてお元日

ふくみみをいくつかぞへておがんじつ
- 2016/01/01(金) 17:42:28|
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すばらしく気持ちのいい青空ですね。
これまでブログには書きませんでしたが、昨年7月に父が亡くなり、
新年のご挨拶は控えます。
先ほど一句詠んでみました、
昨年出しそびれた週刊俳句新年詠はまだこれから。
今日はとりあえずカメラを持って出来かけてきます。
年明けて人形昨日と同じ顔

としあけてにんぎやうきのふとおなじかほ
- 2016/01/01(金) 10:25:10|
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